生活アルバム
ただ、新型コロナウィルス感染予防の為、地区のお祭りも行えない状況が続いています。
そこで昔のお祭りに様子をDVDで鑑賞しました。
篠島の島民にとって、お正月と言えば1月3日・4日に行われる正月祭礼の事をさします。
「18時になるとオジンジキサマのオワタリが始まり、オワタリの様子を見ることが固く禁じられている為、島中の電気が消えて真っ暗になるんだよ。」「土地ならではの風景があるんだねぇ。」とご利用者同士の会話が盛り上がっていました。
みなみ苑のお雛様は土台が木で出来ています。開所まもない時期に、ご家族の方が作ってくださったそうです。
毎年1回のことなので考えて組み合わせ、組み立てるのに頭を使います。
組み立ては男性ご利用者に手伝ってもらい、今年もお雛様の飾り付けをしました。
とても華やかな雰囲気になり、ひと月ほど楽しめます。
2月のみなみ会では、ぼた餅作りを行いました。
炊き上がったご飯をすりこぎでつぶして、団子にして、あんこで包みます。
もち米と白米を混ぜて炊くので柔らかく出来上がり、「歯が悪くても大丈夫だね」「美味しい~」「うまいよ」と喜んでいただけました。
おかわりされるご利用者もいて大好評でした。
あい寿の丘では、赤鬼と青鬼を手作りしました。
目や鼻・角の位置を、「もうちょっと目は上」「耳は下に」「怖い顔はダメ」とご利用者と話しながら立派な鬼が出来上がりました。
「上手くできたね。かわいいね。」「節分には厄年の人が厄払いのお金をまく風習があるんだよ。」などとその後も節分の話に花が咲きました。
ひだまりでは、ご利用者が鬼のイラストにめがけて豆を「鬼はー外!」と大きな声で鬼を追い出し、「福はー内!」を小さな声で豆をまくふりをしました。
今年一年間を平穏無事に過ごせますようにと願いも込めました。
まず、目を引くのは日本を代表する山「富士山」。とても大きな富士山でしたが、ご利用者が熱心に色紙を貼ってくださいました。
その富士山を眺めるように飛んでいるのが「鷹」。その下には、きれいな紫色のおはな紙で作った「茄子」がなっています。
まさしく、初夢に出てくると縁起がよいとされている「一富士二鷹三茄子」を作りました。
富士山から昇る初日の出や、今年の干支の虎の顔をしただるまは、赤いおはな紙で作りました。
昨年作った宝船も飾り、とても立派な壁面が出来上がりました。眺めていると、ご利益がありそうです。